「最新高分子分析ハンドブック刊行記念講演会」開催のご案内
(第344回高分子分析研究懇談会例会) 


  多方面でご活用いただいております「高分子分析ハンドブック」の最新改訂版が、いよいよ9月に発刊の運びとなりました。これを記念して下記の通り記念講演会を開催いたします。多数の方々のご来場をお待ちしています。また研究懇談会の会員以外の方のご参加も歓迎致します。



主催 (社)日本分析化学会 高分子分析研究懇談会
共催 日本化学会ほか
日時 2008年9月19日(金)13時〜
場所 工学院大学 新宿校舎 アーバンテックホール (A0312教室)
〔東京都新宿区西新宿1-24-2,交通:JR(山手線・中央線・埼京線)、京王線、小田急線、地下鉄(丸の内線・都営新宿線)「新宿」駅下車西口より徒歩5分。大江戸線「都庁前」駅直結〕
     http://www.kogakuin.ac.jp/map/shinjuku/index.html


プログラム

13:00-13:10 開会挨拶 (研究懇談会運営委員長)大谷肇

13:10-13:40 講演1
「歴代の高分子分析ハンドブックに見る高分子分析の進歩」
(ハンドブック編集委員長)高山森

 この9月に刊行される「高分子分析ハンドブック」は、初代(刊行:1965年)から数えて第四代目に当たる。歴代のハンドブックを眺めると、高分子材料や応用技術が発展してきた様が直截的に理解でき、同時に、これを支えてきた高分子分析の技術の進歩が著しいことも実感できる。このような歴史を紹介し、高分子分析が今後果たすべき役割や、ハンドブックの今後のあり方を一緒に考えたい。

13:40-14:40 講演2
「ソフトレーザーイオン化質量分析法による高分子分析の新展開」
(産総研)佐藤浩昭

 マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法(MALDI-MS)に代表されるソフトイオン化質量分析法は、ポリマーの構造解析に有力な技術として急速に発展してきた。本講演では、マトリックス剤を用いない新しいイオン化法、キャピラリーカラムを用いたサイズ排除クロマトグラフィーとの融合、MS/MSによる構造解析など、最新の解析技術を概説しながら、ポリマー分析における質量分析技術を展望する。

14:40-14:50 休憩


14:50-15:50 講演3
「NMRとクロマトグラフィーによる合成高分子のキャラクタリゼーション:
一次構造の分布を調べる」
(徳島大工)右手浩一

 実用的な高分子のほとんどは分子量や化学組成などの分子構造に分布をもつ複雑な混合物である。このような一次構造分布の解析は、高分子材料の科学技術の発展とともにますます重要になっている。本講演では、DOSYや多変量解析を利用した溶液NMRの新しい方法とクロマトグラフィーを組み合わせた高分子のキャラクタリゼーションについて述べる。また、それらの結果に基づくビニルモノマーの重合制御について、著者らの最近の取り組みを紹介したい。

15:50-16:50 講演4
「DNA二重鎖中の脱塩基空間を反応場とする化学センシング」
(東北大院)  寺前 紀夫

 生体内では、DNA鎖中の塩基が除去されたり修復される過程が日常的に生じている。DNA二重鎖から塩基を除去した脱塩基空間は疎水的であり、有機小分子が取り込まれ、上下塩基とのπスタッキング、対向する塩基との水素結合、ホスホジエステル部位との静電相互作用といった明確な分子間力により、DNA二重鎖と有機小分子との結合を効果的に達成できる。脱塩基空間に対向する塩基の種類(A, T, G, C)に対して機能性有機小分子が選択性を示せば、脱塩基空間を標的塩基の対向位置に作ることで、塩基変異を有機小分子で検出できることになる。逆に、塩基による生理活性有機小分子の選択的検出も可能となる。これらの検出の具体例を蛍光分析を主体として紹介する。


講演会参加費
無料(事前登録不要)

記念祝賀会(参加費3,000円)
17:10-  エステック情報ビル(工学院大学の隣)4F AGORA(アゴラ)
祝賀会に参加希望の方は、「参加者氏名」 「所属(勤務先など)」 「電話番号」
「e-mailアドレス」を添えて事前にお申し込みください。

できるだけe-mailでの登録をお願い致します。
定員60名に達し次第締め切ります。
参加費3,000円は当日申し受けます。


問合わせ・申込先

独立行政法人 産業技術総合研究所 計測標準研究部門 松山 重倫
E-mail: polymer-handbook@m.aist.go.jp 送信する時に@を半角に変えて下さい
TEL: 029-861-4620
FAX: 029-861-4618



All Rights Reserved, Copyright (c) 2003, THE JAPAN SOCIETY FOR ANALYTICAL CHEMISTRY