第342回例会開催のご案内  


  第342回例会を下記の通り企画致しましたので,万障繰り合わせの上,是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。



主催 (社)日本分析化学会 高分子分析研究懇談会
日時 2008年5月8日(木) 13時10分〜17時
場所 ゆうぽうと6階「花梨」(電話03-3490-5111,JR山手線五反田駅下車徒歩5分)


総会(13:10〜13:35)   
1.2007年度の活動・会計報告
2.2008年度の運営委員の承認
3.2008年度の活動計画・収支予算
4.その他


講演1(13:40〜14:40)
「MALDI-MS/MSを用いた各種工業材料の構造解析」
 ((株)東レリサーチセンター 有機分析化学研究部) 佐藤 信之
MALDI-MSは、近年各種工業材料の構造解析法の一つとして用いられるようになってきているが、MALDI-MSで得られるのはポリマーなどの繰返し単位の分子量や両末端基の合計分子量であり、部分構造に関する情報はこれまであまり得られなかった。近年、CIDを行うことができるMALDI-MS/MS装置が発表され、特定イオンのプロダクトイオンスペクトルによる構造解析が可能となった。そこで、本講演では、MALDI-MS/MSを界面活性剤、顔料、高分子材料などの各種工業材料に適用し、構造解析を行った事例を紹介する。

ワークショップ1 (14:45〜15:15)
「ポリカーボネート中の架橋剤と残留モノマーの定量分析」

 (フロンティア・ラボ(株) 研究開発部) 小田桐 佳代 
ポリカーボネートには「成形加工特性の向上」や「再生品として利用する」ために添加されている架橋剤1,1,1-トリス(パラ-ヒドロキシフェニル)エタン(THPE)や、「内分泌撹乱作用」を有する残留ビスフェノールAが含まれている。そこで、前者は水酸化テトラメチルアンモニウム共存下における反応熱分解GC/MS法を用いて定量分析し、後者はトリメチルシリル化剤を用いて誘導体化した後、熱脱着GC/MS法を用いて定量分析を行った。これらの手法と定量結果について報告する。

ワークショップ2 (15:25〜15:55)
「SEMによる高分子材料中のカーボンナノチューブの分散状態観察」

 ((株)UBE科学分析センター 高分子材料分析研究室) 樫尾 庄一 
カーボンナノチューブ(CNT)は導電性が高くカーボンブラックよりも添加量を少なく出来る事から樹脂の導電材として複合材料の実用化が進んでいる。CNTを添加した樹脂の導電性はCNTの分散状態と密接な関係があり、樹脂中のCNTの分散状態を調べる事は重要である。CNTの分散状態を分析するには出来るだけ低倍率で全体を把握するとともに深さ方向の分布も必要となる事からSEMによる分析を検討した。樹脂中CNTのコントラストを得るためには、どちらもカーボンが主成分であ為に通常のSEM観察条件では像を得ることは困難である。そこで、CNT単体及びCNT含有樹脂のSEM観察条件を検討し、また、SEMのステレオ観察により立体的なCNTの分散状態を観察する検討を行った結果を発表する。

講演2(16:00〜17:00)
「赤外MAIR分光法による高分子薄膜の構造解析」

 (東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻) 長谷川 健
液晶や高分子からなる薄膜は,結晶化度の高低にかかわらず分子が配向性を示すことが多く,それが機能性と強い相関を示すことが知られている。赤外MAIR分光法は,結晶性の低い配向性薄膜の構造解析に適した新しい分光分析法として登場し,これまでにLangmuir-Blodgett膜や高分子コーティング薄膜の構造解析などに実績を示してきた。本講演では,赤外MAIR分光法の基礎と最近の取り組みについて述べる。


懇親会 17:00〜 6階「菖蒲」

立食形式の懇親会です。講師を囲んで、あるいは会員相互で自由な情報交換を行いたいと思います。参加費は無料ですので是非、ご参加下さい。


申込方法
参加希望者は、別紙の参加申込書にご記入のうえ、FAX又はEメールによりお申し込み下さい。

申 込 先
〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五反田サンハイツ304号
社団法人 日本分析化学会 高分子分析研究懇談会
電話:03-3490-3351,FAX:03-3490-3572
E-mail: hm_tanaka@jsac.or.jp 送信する時に@を半角に変えて下さい。




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