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第333回例会(夏期合宿)開催のご案内

終了しました

第333回例会を下記のように開催致します。夏の恒例として合宿の形式で行います。例年にも増して有意義なものにしたいと考えておりますので、是非ご出席下さいますようご案内申上げます。

1.日時 2006年7月7日(金)13時30分〜7月8日(土) 13時30分

2.場所 ViVi熱海自然郷
静岡県熱海市、Tel 0557-67-4192
http://www.viviatami.com/

アクセス方法
JR熱海駅よりタクシーで約20分です。(伊豆第一タクシー、または箱根登山タクシーをご利用下さい。2000円です。)なお、7月7日12時30分に、JR熱海駅(第一ビル商店街隣接 MOA自然食売店前)よりホテルの送迎バスがありますので、ご利用下さい。

3.スケジュール

第1日(7月7日)
・開会のあいさつ(13:40〜13:50) 花王株式会社  脇阪 達司

・セッション1:講演(13:50〜17:00)
@「“マトリックスフリー”のソフトレーザー脱離イオン化−質量分析法による高分子および添加剤の分析」
函館高専 物質工学科  清野晃之 

 ソフトレーザー脱離イオン化−質量分析法(SLD-MS)は、高分子化合物の分子量関連ピークを比較的容易に観測できる手法として、近年飛躍的な進歩を遂げている。代表的なSLD-MSであるMALDI-MSは、合成高分子の有力な構造解析手段になりつつあるが、試料に応じたマトリックス剤の選択や低質量領域に現れるマトリックス剤由来の強い妨害ピークのために、オリゴマーや添加剤の分析がしばしば困難となる。最近、これを回避したSLD-MSとして、多孔質シリコンをイオン化基板に用いた“マトリックスフリー”のDIOS-MSが開発された。本夏期合宿では、DIOS-MSを中心に高分子および添加剤の分析技術について紹介する。

A「高分子の溶液NMRの最近の話題 ― LC-NMRとDOSYを中心に」         
大阪大学 大学院基礎工学研究科  右手 浩一

 ほとんどの高分子は,分子量や化学構造の異なる無数の分子種の混合物である。したがって,溶液NMRによる高分子のキャラクタリゼーションでは,分子構造の単なる平均値を測定するだけではなく,分子構造の分布を調べることがより重要になる。本講演では,このような高分子キャラクタリゼーションの方法として注目されるLC-NMRおよびDiffusion-ordered NMR spectroscopy(DOSY)について,その特徴,測定の実際,ならびに,ポリメタクリレート系およびポリオレフィン系高分子のキャラクタリゼーションへの応用例について解説する。

B「有機化合物の自動構造解析システムの現状およびポリマーアロイ開発のためのケモメトリックス手法」
東京大学 工学系研究科  船津 公人

 今回は二つの話題を紹介したい。一つは、コンピュータを利用した有機化合物の構造推定であり、長年研究開発してきた自動構造推定システムCHEMICSなどを中心にその考え方をデモを通して紹介する。もう一つは、高分子材料であるポリマーアロイの開発に対するケモメトリックス手法の応用を紹介する。ポリマーアロイの物性予測モデルの作成とその逆解析による新規ポリマーアロイ開発の可能性を議論する。

(チェックイン、入浴、夕食)

・セッション2:分科会(19:10〜21:00)

 セッション1の各講演を呼び水として、次の3グループに分かれて、日頃困っている問題の相談や今後の発展の方向等について、気楽に意見交換をします。なお、分科会のテーマに関連した参加者からの話題提供を歓迎いたします。話題提供いただける場合には、申込書の当該欄にその旨ご記入下さい。

A:MS
B:NMR
C:構造推定&ケモメトリックス

・懇親会(21:00〜24:00)

第2日(7月8日)

・セッション3:講演(9:00〜11:30)

C「磁場を用いた有機、高分子材料の配向、配列制御と、結晶構造解析への応用」
首都大学 都市環境学科  木村恒久

 近年、磁気科学と呼ばれる分野の進展が著しい。非磁性体に作用する磁気トルク、磁気力を上手に用いることにより、繊維や微結晶懸濁系、結晶性高分子の配向、配列を制御することができることが知られている。我々は最近、究極の磁場配向ともいえる、結晶の3次元配向を達成することに成功した。粉末状微結晶を3次元的に全て同一方向に配向させることにより擬単結晶試料を作製できた。この試料のXRDは単結晶と同等のものであった。本講演では、磁場を用いた材料科学、構造解析への応用について、講演者らの研究成果を中心に紹介する。

D「超臨界〜亜臨界流体を用いるプラスチックのリサイクル技術の研究開発
  動向」
静岡大学 物質工学科  佐古 猛

 超臨界〜亜臨界水を用いる熱硬化性樹脂や複合プラスチック(CFRPおよびGFRP、多層フィルム)といった難分解性プラスチックのケミカルリサイクル技術、処理困難な混合プラスチックの代表格であるシュレッダーダストのガス化・水素製造技術、超臨界メタノールによる架橋ポリエチレンのケミカル+マテリアルリサイクル技術等について、研究開発状況と一部のリサイクル技術についてはパイロットプラントによる実用化研究の現状を説明する。更に新しい応用分野として、超臨界流体を用いるポリマーの精密分解・構造解析技術について紹介する。
 

・セッション4:各分科会のまとめ報告(11:30〜12:20)

・閉会のあいさつ・記念撮影(12:20〜12:30)

・昼食(12:30〜13:30)
   昼食後、自由解散

4.参加費
 10,000円(宿泊費、及び食事3回の合計)
 参加費は当日お支払い下さい。人数多数の場合は、ツインの利用となりますのでご了承下さい。

5.申込方法
 添付の申込書(Word版)にご記入の上、7月1日迄にE-mail
(宛先:hm_tanaka@*jsac.or.jp と ohzeki.hb@*om.asahi-kasei.co.jp ) にてお申込み下さい。E-mail送信ができない方に限り、Fax送信(03-3490-3572)にてお申込み下さい。なお、事務量を減らすためにできるだけE-mailでのお申込みにご協力をお願いします。

6.自己紹介シート
 例年のように参加者名簿を作成しますので現在の仕事、専門分野、興味を持っていることなどについてできるだけ申込書の自己紹介シート欄にご記入下さい。また、分科会で意見交換したい項目や日頃困っている問題、話題提供等も申込書の該当欄にご記入をお願いします。

7.問合せ先
 〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五反田サンハイツ304号
  社団法人 日本分析化学会 高分子分析研究懇談会 田中
[Tel:03-3490-3351、Fax:03-3490-3572、E-mail:hm_tanaka@*jsac.or.jp]

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