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第329回例会のご案内

主催 日本分析化学会高分子分析研究懇談会
日時 2005年9月9日(金)13時30分〜17時
場所 ゆうぽうと6階「福寿」(電話03-3490-5111,JR山手線五反田駅下車徒歩5分)
  会場案内図 http://www.u-port.kfj.go.jp/accs/accs.html

講演1(13:30〜14:30)
多角入射分解分光法: 高分子薄膜解析への新たな取り組み
(日本大学生産工学部・JSTさきがけ)長谷川 健

 高分子材料の分子の複雑な絡み合いによる,微視的な分子配向と巨視的な配向の違いは,高分子構造解析を難しくするひとつの原因である。赤外分光法をはじめとする光計測法は,高分子材料の解析に重要な役割を果たしているが,解析できる対象には限りがあり,特定のバンドを利用した一部の解析にとどまることが多い。光計測の概念を変える試みとして,光の進行方向に平行に電場振動を持つ仮想的な光を考えた計測法を考案した。多角入射分解分光法と名づけたこの方法の計測原理と,解析の例を紹介する。

 

ワ−クショップ1(14:40〜15:10)
ブロックPPの構造解析と材料特性の関係
(豊田合成梶j渡辺健市

 ブロックPPは立体構造,共重合組成,分子量に分布を有するプロピレン-エチレンコポリマーの混合物であり,その一次構造は,立体規則性,連鎖分布,分子量分布,組成分布を解析することによって決定される。また,一次構造と成型加工条件を反映した高次構造は材料物性と密接な関係にある。今回は各種のブロックPPについて一次構造分析とパルスNMRによるマクロな組成分析を実施し,材料特性との関係について調べたので紹介する

 

ワ−クショップ2(15:20〜15:50)
ピンポイント濃縮/顕微IR法による表面微量有機物の定性・定量分析
(鞄激激潟Tーチセンター)佐藤信之

 ピンポイント濃縮/顕微IR法は,濃縮用プレート上に試料溶液を少量滴下し,溶媒の蒸発により形成された試料スポットに対して反射法により顕微IR測定を行う方法で,試料スポットの大きさから定量が,IRスペクトルから定性が可能である。今回は,これまで本方法を適用してきて直面した問題への対処を中心に検討を行った事例を紹介する。

 

講演2(16:00〜17:00)
高分子・ゴムのレオロジーのキーポイント
(長岡技術科学大学)五十野善信

 レオロジーの基本は微小変形での線形応答にあり,高分子・ゴムのすました個性が分かる。しかし,よい材料かどうかを調べるときには,強く引っ張ったり,ねじったりしてみる。これをレオロジーの言葉で言えば,大変形特性が重要ということである。これは材料技術者にとって,当たり前のことである。しかし,「当たり前のこと」と「たやすいこと」は別物である。そこで本講では,微小変形のレオロジーからはじめ,大変形測定では何が難しく,何が分かり,何に役立つのかを分かり易く解説する。

 

申込方法 参加希望者は,氏名、所属、住所及び連絡先等をEメールにより下記あてお知らせ下さい。

申 込 先  〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五反田サンハイツ304号
           社団法人 日本分析化学会 高分子分析研究懇談会
     [電話:03-3490-3351,FAX:03-3490-3572,E-mail:ktanaka@*jsac.or.jp]

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