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第328回例会(夏期合宿)のご案内

終了しました。

第328回例会を下記のように開催致します。夏の恒例として合宿の形式で行います。例年にも増して有意義なものにしたいと考えておりますので、是非ご出席下さいますようご案内申上げます。

1.日 時 2005年7月8日(金)13時30分〜7月9日(土) 13時30分

2.場 所
 飯坂ホテル聚楽(じゅらく) 福島市飯坂温泉、Tel 024-541-2501
 http://www.hotel-juraku.co.jp/iizaka/

 アクセス方法
 JR福島駅より福島交通飯坂線で飯坂温泉駅下車(約20分)飯坂温泉駅より徒歩約7分
 なお、7月8日12時30分にJR福島駅西口よりホテルの送迎バスがありますので、ご利用ください。

3.スケジュール

第1日(7月8日)

・開会のあいさつ(13:40〜13:50) (株)ダイヤ分析センター 後藤 幸孝

・セッション1:講演(13:50〜17:00)
@「和周波発生(SFG)分光法による高分子表面・界面解析」
(独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 宮前 孝行

 高分子材料表面の特性を理解するには、何より表面に存在する高分子の構造、官能基の配向を知ることが重要となる。高分子表面の構造を知る手法としては幾つかの計測手法があるが、その多くは超高真空や試料の導電性、形状など制約があるものが多い。また、分子の構造や配向、反応の解析としては赤外分光をはじめとする振動分光が有力であるが、通常のIRでは深さ方向に対する感度が悪いため、表面・界面だけを選択的に測定することは難しい。本講演では近年、表面・界面の振動スペクトルを測定することのできる手法として注目を集めている和周波発生(SFG)分光法について、その基礎的な原理と事例、さらに実際の高分子表面、界面についての解析について紹介し、その応用と今後の展開について議論していきたい。



A「有機・高分子薄膜の表面ナノ構造と局所物性評価」         
九州大学 先導物質化学研究所 高原 淳

 有機・高分子材料の表面・界面のナノ構造はそれらの機能物性と密接に関連していることが近年明らかにされつつある。高性能の材料の設計のためには表面・界面の構造と物性の精密解析が必要不可欠である。本講演では表面・界面ナノ構造の分光学的解析法、散乱・回折法に基づく構造解析、形態学的観察法、さらに走査フォース顕微鏡を用いた表面・界面の局所物性評価法の原理と有機・高分子薄膜への応用例について講演者らの研究成果を中心に解説する。



B「植物バイオマスの分離・変換とその誘導体の高分子構造特性」
三重大学 生物資源学部・住友林業(株) 三亀 啓吾

 近年,植物資源はサステイナブルマテリアルとして再注目され,その利用開発が進められている。植物資源を石油の代替原料として有効活用するためには,分子レベルで高度に複合化された植物体の各構成成分をそれぞれの機能を活かした状態で効率よく分離することが重要である。しかし、植物資源は主要構成成分であるセルロース、ヘミセルロース、フェノール性高分子リグニンが高度に絡み合った複合系を形成しており、これら3成分は効率よく分離することは困難である。今回は、植物資源の新たな分離方法とその分離誘導体の高分子構造特性について報告させていただきます。

(チェックイン、入浴、夕食)

・セッション2:分科会(19:10〜21:00)
 セッション1の各講演を呼び水として、次の2グループに分かれて、日頃困っている問題の相談や今後の発展の方向等について、気楽に意見交換をします。なお、分科会のテーマに関連した参加者からの話題提供を歓迎いたします。話題提供いただける場合には、申込書の当該欄にその旨ご記入ください。

A:表面分析
B:リサイクル

・懇親会(21:00〜24:00)

 

第2日(7月9日)

・セッション3:講演(9:00〜11:30)
C「マイクロ・ナノ化学チップと次世代分析・合成・バイオシステム」
東京大学 大学院工学系研究科 北森 武彦

 ICやLSIは抵抗やコンデンサー、ダイオードを部品として集積して高度な情報処理機能をチップに持たせる。マイクロ化学チップはガラスやプラスティックにさまざまな反応や分離精製操作を部品として集積し、高度な化学プロセスをチップで実現する。単に試料や試薬量だけでなく、プロセスの高速化、再現性などさまざま利点が実証され、すでにプロトタイプや実用機が目前に控えている。講演では、マイクロ化学チップを可能にしたさまざまな技術と、マイクロ化学チップの応用、ナノサイエンスへの新しい研究ツールとしての展開などを紹介する。



D「自動車における環境負荷物質削減の取組み」
トヨタ自動車(株)第ニ材料技術部 牧野 浩

 近年、廃棄物増加による環境への影響が緊急の課題となっており、自動車においてもリサイクル率向上、環境負荷物質削減が重要課題として取り上げられている。欧州では「使用済み自動車に関する指令」(通称ELV指令)を制定、日本でも(社)日本自動車工業会が「環境負荷物質削減の自主目標」を公表する等「法規制」や「自主規制」での環境負荷物質の使用禁止が始まった。本講演では、これら環境負荷物質に関する規制の概要と動向、規制対象物質削減への取組み、環境負荷物質管理の基本的な考え方とその管理における分析に対する期待について紹介する。
 
・セッション4:各分科会のまとめ報告(11:30〜12:20)

・閉会のあいさつ・記念撮影(12:20〜12:30)
・昼食(12:30〜13:30)
   昼食後、自由解散

4.参加費
 10,000円(ツインでの宿泊、および食事3回の合計)
 参加費は当日お支払い下さい。本年はホテルの都合によりシングル宿泊の設定はございません。

5.申込方法
 できるだけ添付の申込書(Word版)にご記入の上、6月27日迄にE-mail(宛先:ktanaka@*jsac.or.jpとNobuyuki_Sato@*trc.toray.co.jp) にてお申込み下さい。E-mail送信ができない方に限り、Fax(03-3490-3572)にてお申込み下さい。なお、事務量を減らすためできるだけE-mailでのお申込みにご協力をお願いします。

6.自己紹介シート
 例年のように参加者名簿を作成しますので現在の仕事、専門分野、興味を持っていることなどについてできるだけ申込書の自己紹介シート欄にご記入下さい。また、分科会で意見交換したい項目や日頃困っている問題、話題提供等も申込書の該当欄にご記入をお願いします。

7.問合せ先
 〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五反田サンハイツ304号
  社団法人 日本分析化学会 高分子分析研究懇談会 田中
 [Tel:03-3490-3351、Fax:03-3490-3572、E-mail:ktanaka@*jsac.or.jp]

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